家づくりのこだわり
私たち東海住宅が目指す家づくり

家づくりのこだわり

頑固と言われても
東海住宅はこだわり続けます…。
私たちと東海住宅の目指す家づくり

良い家ができるためには、価値観の共感による家づくりが大切です

良い家を建築するための絶対条件は?

私たち東海住宅は、良い家づくりをするためには、施主であるあなたと私たちが家づくりについて価値観を共感できることが絶対条件だと考えています。無理をしたり価値観の共感がないまま進められる家づくりでは、最終的に良い家はできません。だからこそ私たち東海住宅は、決して譲ることのできない考え方やこだわりを事前にお客様に公表し、コンセプトに共感して頂けるか確認しているのです。東海住宅の譲れない考え方、こだわりとはどんなものなのか、その基礎となっている点についてお話しさせて頂きます。

家づくりは単なるモノづくりではない

私たちは家づくりを単なるモノづくりだと考えていません。住宅建築で一般的にこだわる部分といえば、仕様やデザイン・性能といったハードの部分だと思います。
もちろん設備やデザインも大変大切ですが、私たちはもっと大切なことがあると考えています。

家とは暮らしの大切な舞台であり、暮らす人の人生にとても大きな影響を与えるものです。あなたの小さなころの家族の思い出はどんな場面でしょうか?幼馴染はどんな子でしたか?通った学校はどんな学校でしたか?こうした一連の体験や想い出は、あなたの家が決まったことにより運命づけられたものです。お父さんがどんな服を着ても、どんな車に乗ってもあなたの人生は変わりません。でも、家はあなたの生活環境や友だち先輩などに影響し、人生、もしかしたら性格やものの考え方にまで、大きく関わってきたはずなのです。このように家(住まい)は家族、特にお子様にとって “家族の思い出の舞台” そのものです。だからこそ家づくりは単なるモノづくりであってはならないのです。
施主であるあなたはもちろん、建築に携わる全ての職人やスタッフもモノではなく、人生の舞台を造るという認識を持ち、思いを込めて自分の役目を果たす心構えが大切なのです。ここからは1971年の創業以来、私たち東海住宅が持ち続けてきた6つのこだわりを詳しくご紹介します。

東海住宅の6つのこだわり

1.わたしたちは無理に注文をとらない

私たちは無理に注文を取ることはしません。先にお話ししたように、人生の舞台を造ることが家造りなら、施主であるあなたと私たちには家造りについて、共感が必要と考えるからです。また、お客様の予算をオーバーするようなプランも私たちはお薦めしません。建設会社の都合で入れた過剰な設備や仕様のために、年に何回か家族旅行できるような金額を月々のローン返済に充てるというのでは、お客様に最終的に喜んで頂く家造りにならないと考えているからです。私たちの考え方を押しつけるということではなく、率直に話をし、考え方が合う合わないを明確にした上で東海住宅を納得して選択していただくことが大切だと思うのです。これが私たちの、無理に注文を取らない理由です。

2.わたしたちは年間100棟を超える建築はしない

東海住宅では住宅建築の受注棟数を年間100棟までとしています。私たちの店舗数からして、テレビやラジオCMや住宅展示場への出展など、PR活動を行えば年間100棟以上の受注は、クリアーしてしまいます。しかし、東海住宅はあえてこのような方法を選びません。なぜなら、100棟を超えた場合、弊社の職人では足らず、下請け会社や臨時の職人を使わなければ仕事を回すことができなくなるからです。こうなると、私たちがこだわっている職人のこだわりが失われてしまいます。更に、管理をするために事務系の社員も増やす必要があり、そうした社員に給料を払い続けるためにも、さらに受注棟数を増やして…という流れになります。これでは、お客様のための家造りというよりは受注を上げ続けるために無理に注文を取る体制になってしまいます。お客様との共感の中での家造りが難しくなってしまうのであれば、売上げを上げても最終的には良い流れは生まれないと、私たちは考えています。

3.下請けの職人は使わない(専属大工による施工)

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東海住宅では住宅の施工に下請けの会社を使いません。家の品質を決める最も重要な部分についてはすべて職人が作っています。下請け会社を使うということは、この最も重要な職人の性格や癖もわからないということになります。また、下請け会社と職人の関係が良好なのかどうか?きちんとした信頼関係があるのか?ちゃんと職人への手間賃を払っているのかどうか?このような品質にかかわる重要な部分も直接見えません。このような状態では「良い家を造ります」と言い切る資格はないと私たちは考えています。

責任を持った家造りをするため、私たちは誰の家はどの大工、基礎職人に任せるのかすべて明確に把握しています。そして、当然のことですがきちんと仕事に応じた手間賃を支払い、誇りを持って仕事をしてもらっています。親会社から下請け額を圧縮されたツケの多くは、職人の手間賃のカットへ向います。職人の手間賃を圧縮するような経費節減は、職人の誇りを傷つけ、良い仕事には結びつきません。報酬に見合わない仕事を押し付けられ、ぶつぶつと文句を言いながら、仕事をする職人たちが作った家が家族の人生の舞台で良いのでしょうか?家造りはモノ造りではありません。だからこそ、造り手の想いが大切なのです。職人達の不満が鬱積したような家にお客様を住まわせないためにも、私たちは下請け会社を使わず直接職人たちと家造りをすることにしたのです。

4.無駄な販促はしない

東海住宅は建築に大きな広告予算をかけません。住宅展示場にも出展せず、テレビやラジオなどを利用した広告もしません。その理由は100棟を超える建築はしない、というこだわりの中でも明らかにしていますが、大きな広告予算をかけて受注を増やすことは、結果的に専属の大工だけでは工事を回せなくなり、私たちの大切な “職人の誇り” というこだわりを捨てることになるからです。さらに、大きな広告予算は結果的に建築コストに跳ね返ることになり、お客様にコスト分を負担していただくことになります。

住宅建築会社のコストで最も大きい部分は人件費と広告費です。このコストはお客様には何ら貢献しないコストです。豪華に作られたパンフレットも、販売促進用のビデオなどもお客様の利益には貢献しません。ぶ厚い設計図書でさえもそうです。この設計図書を作るためにも従業員が必要で、ここにも人件費がかかります。室内のドアや窓を1つ1つ特別注文する場合、設計図はかなりぶ厚くなりますが、一般住宅の建材のほとんどのものは規格が決まっています。必要以上にぶ厚い設計図は、結局ほとんどが参照されることがありません。そんな設計図を作成するために必要な人件費は誰のために支払われるのでしょうか?やはりこれらは、最終的にお客様がその家に満足することには直接的には貢献しないものばかりです。

更に、東海住宅の建築部門に営業社員は一人もいません。不動産仲介の担当者がすべてお客様の家造りをサポートします。無駄な販売促進はせずに、この仲介業の土地取引から生まれる信頼関係をもとにした紹介のみを受注手段としています。そうした無駄なコストのかからない注文住宅を受注し、お客様の利益、職人の利益、我々の利益もしっかり確保した上で、すべての人が満足する家造りが東海住宅の目指すところです。ここで、あなたにご納得頂かなければならないことがあります。それは、私たちは豪華なパンフレットや設計図面集を作らないという部分です。もし、家造りの記念にパンフレットや図面集が欲しい場合、それを実現することは残念ながらできません。私たちと家造りをする場合、この点をご理解頂く必要があるのです。

5.住宅建築会社の責任を果たすためにも絶対倒産はしない体制をつくる

東海住宅は住宅建築会社は特に倒産してはならない業種であると考えます。それは、建築業というのは、建てた家に将来にわたって責任を持つべきものだからです。責任を全うするためには、倒産してはなりません。ところが、不景気になると建設業者が次々と倒産していくのが今の現状です。景気の善し悪しにかかわらず、会社を倒産させないためには倒産させない仕組みを築くことが必要です。そして、この仕組みは私たちに有利であると同時にお客様にも有利な仕組みでなければならないというのが私たちの考えです。

自分の身の丈を超えた無理な営業は、どこかに無理、負担、無駄を引き起こし、利益を確保するために誰かを泣かせなくてはならない場面も増えていき、悪循環に入りやすくなります。東海住宅は、住宅建築にかかるコストは極力会社を倒産させないためのコストと、住宅の質、職人の誇りに対するコストとして振り向けます。更に会社の運営コストは不動産仲介、賃貸業とコンサルティング業という原価のかからない収入でまかなっています。コストをかけない経営と、お客様が集まる仕組みを常に考え、安定した経営をすることでアフターメンテナンスの責任を実質的に果たしているのです。

6.不動産仲介業のノウハウと建築業のノウハウを融合

東海住宅は45年間にわたる不動産仲介業の実績から様々な中古住宅の流通性、耐久性に関するノウハウを持っています。新築住宅も入居した瞬間から中古住宅の位置づけとなります。この完成したばかりの”中古住宅”の将来における流通性、価値を知っていることは建設会社としてとても大切なことです。

一方で、仲介業者としてもコンサルティングを行う場合、建築についての知識、ノウハウを持っていることがとても重要です。しかし、この2つの部門が一つの会社で共存し、お互いの良さ、ノウハウを生かしながら良い循環をしている会社はほとんどみかけません。これを実現していけることが、東海住宅の誇りであり、お客様に最終的に「良かった」と言っていただける最大の強みなのです。

頑固と言われても・・・

漫画
私たちは引っ越し後のこのような風景を目指しているのです。

何度もお話ししますが、 家造りとは単なるモノづくりではありません。もし、お客様が私たちのコンセプトに「違うな」と感じた場合、どのように私たちが頑張ってもきっと何か問題が生じてくるでしょう。だからこそ、無理な流れの中で家造りをすべきではないと考えています。

家造りはどれが “正しい” 、”間違っている” ということはありません。しかし、私たちの目的ははっきりイメージできます。それは、あなたの家が完成し、最初のウキウキする夕食の場面で、最終的に私たちにまかせて良かったと言っていただくことなのです。最初が良くても最後がダメなら家造りは失敗です。お客様の価値基準の中で共感できる建築会社で舞台を築き上げて頂ければ、私たちにとってもこの上ない喜びです。

最初に調子の良い話をするのではなく、本当の話を率直にアドバイスすることで、 “最後に良かった” と言っていただくことがプロの仕事だと信じ、たとえ “頑固” と言われても、私たちはこだわり続けていきます。最後にあなたの家造りが成功し、ワクワクするような新しい生活がスタートできますよう、心より願っています。

東海住宅スタッフ一同より